丹精込めて育てた自慢の野菜や果物。
「この美味しさ、このこだわりを、もっとたくさんの人に直接届けたい!」
そう思って、販路拡大のためにECサイト(ネットショップ)の開設を考えはじめた、という方も多いのではないでしょうか。
特に、私たちのような新規就農者にとって、自分たちの手で販路を切り拓いていくことは、とても重要で、そして大きな壁でもあります。
直売所やJAへの出荷だけでは、価格も販路も自分たちでコントロールするのは難しい。なにより、野菜に込めた私たちの想いや、土づくりへのこだわりといった”物語”までを伝えるのは困難です。
「よし、WordPressで自分たちの農園の公式サイトを作ろう!」
そう意気込んでみたものの、いざテーマを選ぼうとすると、次のような問題にぶつかりませんでしたか?
- そもそも農家向けのテーマが全然見つからない…
- ECサイト用のテーマは高機能だけど、デザインが無機質で農園の温かみが伝わらなさそう…
- 海外のおしゃれなテーマは、設定が全部英語で、専門知識がない自分たちにはハードルが高すぎる…
- 無料テーマも試したけど、安っぽく見えてしまい、野菜の価値まで低く見られそうで不安…
「いったいどれを選べば、自分たちの理想のサイトが作れるんだろう…」
「農業の合間にサイト制作なんて、本当にできるんだろうか…」
たくさんのテーマを前に途方に暮れ、貴重な時間だけが過ぎていく。
その気持ち、痛いほどよく分かります。何を隠そう、少し前の私たちも全く同じ状況だったからです。
この記事では、そんな私たちと同じ悩みを持つ新規就農者や小規模農家の方に向けて、
- なぜ専門知識のない私たちでも、本格的なECサイトを自作できたのか
- 数あるテーマの中で、TCDの「HARVES」が農家のオンライン直販になぜ最適なのか
- 「HARVES」が単なる販売サイトではなく、農園の”ファン”を作るブランディングにどう繋がるのか
といった内容を、私たちの実体験を交えながら、分かりやすく解説していきます。
サイト制作で遠回りをせず、あなたが愛情込めて育てた農作物の魅力をたくさんの人に届けるための一歩として、ぜひ参考にしてみてください。
※画像は「HARVES」のデモサイトから引用しています。
なぜ、普通のECサイトテーマではダメだったのか?農家サイト特有の3つの課題

WordPressでサイトを作ろうと決めた私たちが、最初に試したのは一般的なECサイト向けのテーマでした。しかし、どれも「商品を売る」ことには特化していても、「農作物を届ける」私たちの想いを表現するには、決定的に何かが足りなかったのです。
具体的には、以下の3つの課題に直面しました。
1.デザインの無機質さ
一般的なECテーマは、工業製品やアパレル商品をきれいに見せるためのデザインが多く、私たちが伝えたい土の温かみや、野菜のみずみずしさを表現するには向いていませんでした。どこか冷たい印象になり、自分たちの農園らしさが全く出せなかったのです。
2.”物語”を語る場所の不足
私たちがサイトで伝えたかったのは、野菜の価格やスペックだけではありません。なぜ脱サラして農業を始めたのか、どんな想いで土を耕しているのか、という背景の物語です。しかし、多くのテーマは商品写真とカートボタンが主役。私たちの哲学や日々の奮闘を伝えるスペースが、デザイン的に用意されていませんでした。
3.季節商品への対応力
私たちの商品は、季節と共にダイナミックに変わります。「今週はトマトが旬!」「来月からトウモロコシの予約開始!」といった”旬の情報”をトップページで柔軟にアピールしたいのに、多くのテーマは固定的なレイアウトで、簡単に入れ替えることができませんでした。
これらは、商品を大量生産・販売するビジネスとは異なる、私たちのような小規模農家だからこその悩みだったのかもしれません。
【徹底解説】HARVESが新規就農者の悩みを解決する3つの理由

そんな悩みの末に出会ったのが、TCDのWordPressテーマ「HARVES」でした。「農家のためのWordPressテーマ」と銘打たれている通り、HARVESは先ほどの課題をすべて解決してくれる機能を備えています。
なぜHARVESが私たち新規就農者に最適なのか。その理由を、具体的な機能と合わせて表にまとめました。
こんな悩みありませんか? | HARVESならこう解決! | 具体的な機能 |
---|---|---|
1.農園のこだわりや私たちの想いを、デザインで表現しきれない…。 | 農園の空気感まで伝わる、温かみのあるデザイン。トップページの美しいヒーローヘダーや、写真が主役のレイアウトが、農園のブランドイメージを直感的に伝えてくれます。 | ・ヒーローヘッダー・農園のコンセプトを伝える「私たちのこと」ページ・日々の様子を発信するブログ機能 |
2.専門知識がなく、おしゃれなサイトは作れないと諦めている…。 | クリックと入力だけで、プロ並みのサイトが完成。専門知識は一切不要。まるでブログを書くような感覚で、コンテンツを積み上げていくだけで、見栄えの良いページが作れます。 | ・TCDページビルダー・カスタムカラー機能・豊富な見出しデザイン |
3.季節ごとのおすすめ商品を、どうアピールすればいいか分からない…。 | 旬の情報を、届けたいタイミングで自由に発信。トップページのお知らせ欄やコンテンツビルダーを使えば、「今週のおすすめ」や「予約販売開始」といった情報を、好きな場所に好きなだけ設置できます。 | ・トップページ固定記事・お知らせ機能・自由度の高いコンテンツビルダー |
このようにHARVESは、単に商品を並べて売るための箱ではなく、私たちの農園そのものを表現し、お客様との繋がりを育むためのプラットフォームとして設計されているのです。
知識ゼロからでも大丈夫!サイト公開までの簡単3ステップ

「でも、やっぱりWordPressって難しそう…」と感じる方もいるかもしれません。ご安心ください。HARVESは、驚くほど簡単にサイトを立ち上げられる仕組みが整っています。
実際に私たちが行ったのは、たったこれだけです。
公式サイトからHARVESを購入し、お使いのWordPressにアップロードして有効化します。
HARVESには、設定内容が分かりやすくまとめられた独自の管理画面があります。ロゴ、基本カラー、SNS連携などを、説明に沿って入力していくだけで、サイトの骨格があっという間に完成します。
あとは、デモサイトの構成を参考にしながら、写真や文章を自分たちのものに差し替えていくだけ。特にトップページは「ページビルダー」機能のおかげで、表示したい項目を選んで追加していくだけで、オリジナルのページが出来上がりました。
この3ステップで、制作会社に頼んだようなクオリティの公式サイトが完成したときは、本当に感動しました。
まとめ:HARVESは農家の「伝えたい」をカタチにする最高のパートナー

この記事では、私たち新規就農夫婦が、なぜWordPressテーマ「HARVES」を選び、どのようにして農園の公式ECサイトを立ち上げたのか、その実体験をお話ししてきました。
かつての私たちのように、
「自分たちのこだわりを伝えたいけど、方法がわからない」
「専門知識はないけど、本格的なサイトで農作物の価値を届けたい」
そう考えている方にとって、HARVESはまさに最高のパートナーになってくれるはずです。
HARVESが提供してくれるのは、単なる**「商品を売るためのツール」ではありません**。
自分たちが愛情を注いでいる畑の空気感、採れたて野菜のみずみずしさ、そして農業にかける私たちの想い。そういった目には見えない価値を”物語”として編み上げ、お客様に届けるためのプラットフォームです。
もう、デザインや機能で消耗し、テーマ選びで迷い続ける必要はありません。
大切なのは、あなたが育てた農作物と、その背景にある素晴らしいストーリーです。HARVESは、その魅力を最大限に引き出し、あなたの農園の「ファン」と繋がるための最短ルートを示してくれます。
もしあなたが本気で、販路開拓の壁を乗り越え、自分の手で農園のブランドを育てていきたいと考えるなら、ぜひ一度HARVESの公式サイトを覗いてみてください。デモサイトを見れば、きっとあなたの農園の輝かしい未来がイメージできるはずです。
次はあなたが、自分だけの農園の物語を発信する番です。
>> WordPressテーマ「HARVES」の公式サイトで詳細を見てみる
「HARVES」のデモサイトは、プロが撮影したような美しい写真が印象的ですよね。
一点だけ補足として、これらのデモサイトで使用されている写真は、テーマには付属していません。著作権などの理由から、サイトを構築する際は、ご自身でオリジナルの写真をご用意いただく必要があります。
これは、自社のオフィス風景やスタッフの働く様子、製品の写真など、御社ならではの”らしさ”を表現する絶好の機会でもあります。もし手元に写真がない場合でも、PIXTAやAdobe Stockといったストックフォトサービスで、企業のイメージに合う高品質な写真を購入することも可能です。
素晴らしいオリジナル写真と「HARVES」の洗練されたデザインが組み合わさることで、唯一無二のコーポレートサイトが完成します。