「Webデザイナー やめとけ」 「デザイン業界 きつい 給料安い」
これからクリエイティブな世界に飛び込もうとしているのに、検索画面に並ぶのは絶望的な言葉ばかり…。
「せっかく勉強しても、使い捨てにされるだけじゃないか?」 「激務で体を壊す未来しか待っていないのか?」
その恐怖心、痛いほどよく分かります。 私は建築・インテリアの設計監理という「デザインの現場」で30年以上生きてきました。
「なぜ、建築・インテリアの人間がWebデザインについて語れるのか?」 そう疑問に思ったかもしれません。
理由は明確です。 私が設計監理をしてきた「建て主(オーナー)」の中には、グラフィック、プロダクト、そしてWebデザイナーの方々が多くいらっしゃいました。
家をつくるということは、その人の人生そのものを設計することです。 リフォームなら最低2〜3ヶ月。新築なら半年から1年という長い時間をかけて、オーナーと膝を突き合わせます。
良いデザインをするためには、彼らの生活リズム、仕事内容、そして「仕事の悩み」や「業界の裏事情」まで、家族以上に深く把握しなければならないからです。
私は30年間、彼らがどのような環境で働き、何に苦しみ、そして何に喜びを感じているのかを、一番近い場所で見続けてきました。 だからこそ、デザイン業界全体の実情については、誰よりも詳しく、そしてリアルに語ることができるのです。
正直に言います。ネット上の「やめとけ」という噂は、「準備なしで飛び込んだ人」にとっては100%事実です。
デザインの現場は、あなたが想像しているようなキラキラした世界ではありません。 泥臭く、理不尽で、孤独な戦場です。
しかし、それでも私がこの仕事を辞めず、今はWebの世界でも戦い続けているのには理由があります。 それは、この仕事でしか味わえない「魂が震えるよ感動」があるからです。
この記事では、きれいごとは一切抜きにします。 数多くのデザイナーの人生を見てきた私の視点から、「デザイン業界の残酷なリアル(3K)」と、それでも生き残って「勝ち組」になるための唯一のルートを、包み隠さずお話しします。
現場のプロが断言する。「Webデザイナーやめとけ」が正論である3つの理由(3Kの現実)
「Webデザイナーになれば、カフェで優雅にMacBookを開いて…」 もしあなたがそんな幻想を抱いているなら、今すぐブラウザを閉じて別の仕事を探した方がいいでしょう。
私が30年以上見てきた「ものづくり」の世界は、いつの時代も「3K(汚い・きつい・危険)」です。
建築、家具、陶芸、グラフィックス、アパレルそしてWebの世界も同じです。 手書きの図面がCADやコードに変わっただけ。道具が変わっただけで、本質は何も変わっていません。。
1. 【きつい】「休日」も「健康」も後回しの修羅場
現場に入れば、日曜も祭日も関係ありません。 納期が迫れば、体をいたわる余裕などなくなります。徹夜(午前1時、2時はあたりまえ)でモニターにかじりつき、充血した目で修正を繰り返す。それが「ものづくり」の日常です。
「労働基準法が…」などと言っている暇があったら、手を動かせ。嫌だったら、やめなさい! そんな空気が支配する現場で、生き残る覚悟はありますか?
2. 【帰れない】クライアントからの「残酷な扱い」
さらに悔しいのは、我々の仕事がしばしば「軽く見られる」ことです。
仕事量の割には利益率の低い業界構造の中で、クライアントの中には心無い言葉を投げる人もいます。
「絵を描くだけでしょ?」 「図面引くだけでしょう?」
我々が命を削って生み出したアウトプットを、生みの苦しみを彼らは「ただの絵」としか見ない。
どれだけ理不尽な要求をされても、仕事を完了しなければ次はない。誰も助けてくれません。
3. 【給料安い】ボーナスなし、残業代なしの「低賃金」
「クリエイター=高給取り」というのは、トップ数%だけの話です。 多くの現場は、提示された年収(例えば400万円)を単純に12ヶ月で割った金額が毎月振り込まれるだけ。
交通費は定期代のみでます。帰りのタクシー代はなし!
ボーナスもなければ、どれだけ残業しても1円も出ない「みなし労働」が当たり前です。年間契約の請負社員のようなもの。 お金のためだけにやるなら、これほど割に合わない仕事はありません。
それでも私が30年、この仕事を辞めない理由
ここまで読んで、「やっぱりやめよう」と思ったなら、それが正解です。 しかし、「それでも…」と心が揺らいでいるあなたへ。
これだけ過酷な環境でも、私が、そして私が担当してきた多くのデザイナーの施主たちが仕事を続けてしまう理由。 それは、他の仕事では絶対に味わえない「感動」と「喜び」です。
楽しい経験は時間と共に忘れ去られますが、魂が震えるような感動は、いつまでも残っているものです。
限りある予算の中で竣工した時のオーナーの笑顔のために仕事をしているようなものです。
「一枚の図面」が「現実」になる感動
建築の世界なら、紙に描いた一本の線が、やがて巨大なビルとして立ち上がる。無から有を作る。 Webの世界も無機質なコードの羅列が、世界中の人の心を動かす美しいサイトとして表示される。
何もないところから、自分の頭と手だけで「形」を生み出す。 この瞬間、それまでの苦労も、理不尽な扱いも、全て吹き飛ぶほどの震えるよ感動と喜びを覚えます。
この感動を知ってしまった人間だけが、泥水をすすってでもこの仕事を続けていけるのです。
「道具」を使える人間は、どこでも生き残れる
私は30年以上この業界にいますが、確かな「武器」を持ったデザイナーは、40代になっても、50代になっても、決して食いっぱぐれることはありません。
デザインの基礎体力とも言えるIllustratorやPhotoshop、コーディングのスキルさえあれば、仕事の幅は無限にあるからです。 Webサイトのデザインはもちろん、バナー作成、チラシ、画像加工など、それらに関係するあらゆる仕事を得ることができます。
これが、いわゆる「潰しがきく」ということです。 確かな技術があれば、年齢はハンデになりません。むしろ、経験を重ねるごとに「あなたにお願いしたい」と指名が入るようになります。
「やめとけ」側になる人と、「勝ち組」になる人の決定的な違い
デザイン業界は厳しい世界です。 どんな大組織に所属していても、最後は「個人の力」しか頼れるものはありません。
自分で考え、自分で責任を取り、結果を出す。その覚悟がない人間は、組織の歯車として使い潰されて終わります。
では、どうすれば「使い捨て」を回避できるのか?
独学は「時間」という資産をドブに捨てる行為だ
残酷な現実ですが、独学でちんたら勉強している時間はありません。
あなたが迷っている間に、覚悟を決めたライバルは「正しい環境」でスキルを磨いています。
プロからのフィードバックがない独学は、ゴールのないマラソンのようなものです。
自分のデザインの何が悪いかも分からず、低単価な仕事しか取れず、疲弊して消えていくのがオチです。
スクール代は「未来への必要経費」
「スクールは高い」と躊躇する気持ちは分かります。 しかし、厳しい現場を知る私からすれば、「最短で戦える武器を手に入れるための投資」を惜しむことこそ、最大のリスクです。
30万〜50万の投資も、プロになって半年稼げば回収できます。 重要なのは、戦場に出る前に、この「武器」を確実に自分のものにしておくことです。
私がプロの視点で、「実務で通用するスキル(武器)が最短で身につくか」という基準で厳選したスクールをまとめました。 本気で手に職をつけたい方は、一度目を通してみてください。
▼ プロが厳選。失敗しないWebデザインスクールの選び方

【補足】まずは「自分の城」を作ってみるのもいい
「いきなりスクールは怖い」という人は、まずは自分のWebサイト(ブログ)を作ってみることです。
今の時代、コードが書けなくても優秀な「WordPressテーマ」を使えば、プロ級のサイトが今日中に作れます。
自分でサーバーを借り、ドメインを取り、デザインを決める。 これだけでも、あなたは「消費者」から「クリエイター」への第一歩を踏み出したことになります。
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