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【実例図解】TCD「HORIZON」公式デモに学ぶ、横スクロールで「世界観」を作るギャラリーサイト設計図

「普通のホームページは飽きた」 「スクロールするだけでワクワクするような、個性的なサイトを作りたい」

そんなアーティストやブランドオーナーの願いを叶えるのが、TCDテーマ「HORIZON(ホライズン / TCD093)」です。 このテーマ最大の特徴は、Webサイトの常識を覆す「横スクロール」デザインです。

左から右へ、物語を読み進めるように画面が流れていく体験は、訪問者の記憶に強烈なインパクトを残します。 本記事では、HORIZONの公式デモサイトを「没入型ギャラリーの設計図」として分解し、なぜこのテーマを使うと「世界観」が生まれるのか、その仕掛けを図解します。

目次

HORIZONの黄金配置:常識を覆し、記憶に残す2つの仕掛け

設計図01:PC表示(物語を語る「横スクロール」)

▼ 上記画像の配置意図(答え)

一般的なWebサイトは「情報の羅列」になりがちですが、HORIZONは違います。 PCで閲覧した際、ページ全体が左から右へと流れる「横スクロール」になります。

これは、美術館で絵画を順に見て歩く体験や、絵本をめくる動作に似ています。 数秒単位で計算された滑らかなアニメーションと視差効果(パララックス)により、ただ画像を並べるだけで、そこに「時間の流れ」と「ストーリー」が生まれます。

▼ 真似すべきポイント

  • ビジュアル重視の構成: 文字で説明するのではなく、画面いっぱいの写真や動画を次々と見せる構成にします。バンドのMV紹介、建築家の作品集、リゾートホテルの景観など、「言葉がいらない」コンテンツに最適です。

設計図 02:スマホ表示(ストレスフリーな「縦スクロール」)

▼ 上記画像の配置意図(答え)

「横スクロールは、スマホだと見にくいのでは?」 その心配は無用です。HORIZONの優れた点は、スマホで見た時だけ自動的に「一般的な縦スクロール」に切り替わるレスポンシブ設計にあります。

世界観を重視するPC表示に対し、操作性を重視するスマホ表示。 この「攻め」と「守り」の切り替えが自動で行われるため、ユーザーにストレスを与えることなく、個性的なサイトを運営できます。

▼ 真似すべきポイント

  • ロード画面の演出: サイトを開いた瞬間にロゴが浮かび上がる「ロード画面」を設定し、映画の始まりのような期待感を高めます。スマホでもPCでも共通して表示されるこの演出が、ブランドの格を高めます。

まとめ:HORIZONは「Webサイト」ではなく「映像作品」である

HORIZONの価格は29,800円(税込)。 このテーマで作られたサイトは、単なる情報発信の場を超え、それ自体がひとつの「映像作品」のような存在感を放ちます。

「他と同じようなサイトにはしたくない」。 そのこだわりの強さは、クリエイターにとって最大の武器です。 HORIZONを使って、訪問者をあなたの世界へ連れ去るような、没入感のあるサイトを作り上げてください。

最後にワンポイント:サイトに命を吹き込む「写真」について

「HORIZON」のデモサイトは、プロが撮影したような美しい写真が印象的ですよね。 これらのデモサイトで使用されている写真は、テーマには付属していません。

HORIZONの魅力を100%引き出すには、「高解像度で美しい写真素材」が不可欠です。

もし手元に写真がない場合でも、画像素材【PIXTA】といったストックフォトサービスで、世界観に合う高品質な写真を購入することも可能です。 素晴らしい写真と「HORIZON」のデザインが組み合わさることで、唯一無二のサイトが完成します。

素晴らしいオリジナル写真と「HORIZON」の洗練されたデザインが組み合わさることで、唯一無二のコーポレートサイトが完成します。

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