「TENJIKU(28,380円)を購入したものの、機能が多くてどこから手をつければいいか分からない」 「マニュアルを見ても専門用語ばかりで、心が折れそう……」
そんなオーナー様へ。ご安心ください。 キッチンに新しい調理器具を導入するのと同じで、ツボさえ押さえれば、TENJIKUの構築は決して難しくありません。
この記事では、サーバー契約などの一般的な手順は省略し、「TENJIKUを導入した後、最短でデモサイトのような高級店サイトに仕上げる手順」を、重要な3つのステップに絞って解説します。
STEP1:「お店の顔」を作る(ドロワーメニューの設定)
TENJIKUの最大の特徴は、トップページにメニューボタンなどが一切ない「没入型デザイン」です。 写真とロゴだけで世界観を作るこの仕様は美しい反面、「電話番号はどこ?」「アクセスは?」とお客様を迷わせてしまうリスクがあります。
そこで最初に行うべきは、右上のハンバーガーボタン(≡)の中に隠された「ドロワーメニュー」の設定です。
▼ ここを設定してください
ダッシュボードの「TCDテーマ」>「ドロワー設定」を開き、以下の3つを必ず登録します。
- ご予約ボタン(CVエリア): 一番目立つ場所に配置されます。「Web予約」や「電話予約」へのリンクを必ず入れましょう。
- 店舗情報(アクセス): 住所、地図(Googleマップ)、営業時間を記載します。
- グランドメニューへのリンク: お客様が迷わないよう、料理一覧ページへの導線を確保します。
ここを最初に作ることで、デザインの美しさを保ちつつ、商売としての「機能性」を確保できます。
STEP2:「シズル感」を演出する(ギャラリーのソート設定)
ただ料理写真を並べるだけでは、インスタグラムと変わりません。 TENJIKUの真骨頂は、クリック一つで「前菜」「メイン」「ドリンク」と表示が切り替わる「ソート機能付きギャラリー」です。
多くの人が躓くポイントですが、これは以下の手順で簡単に実装できます。
▼ 設定のコツ
- 「カスタム投稿タイプ(ギャラリー)」で登録する: 通常の「投稿(ブログ)」ではなく、TENJIKU専用の「ギャラリー」機能を使って料理を登録します。
- 必ず「カテゴリー」を設定する: ここが重要です。「ランチ」「ディナー」「コース」などのカテゴリーを作成し、各写真に紐付けます。このカテゴリー名が、そのまま「切り替えボタン」になります。
- 詳細ページを作り込む: 写真をクリックした先のページには、「価格」だけでなく「料理人のこだわり」や「食材の産地」を明記しましょう。
STEP3:「開店」の準備(ロード画面とスマホ確認)
最後に、お客様をお迎えする準備(内装の仕上げ)です。
1. ロード画面をONにする
TENJIKUには、サイトを開いた瞬間にロゴがふわっと浮き上がる「ロードアニメーション」機能があります。
(TCDテーマオプション > トップページ設定 > ロード画面の設定) これをONにするだけで、老舗旅館の暖簾をくぐるような「間」が生まれ、サイト全体の格調が一気に高まります。
2. スマホ実機で最終チェック
PCの画面で満足してはいけません。お客様のほとんどはスマートフォンでお店を探します。
- 文字が写真に被って読みづらくなっていないか?
- 予約ボタンは指で押しやすい位置にあるか?
この2点をクリアしていれば、あなたのデジタル店舗はオープン準備完了です。
まとめ:TENJIKUは「設定」で化ける
TENJIKUは高機能ですが、全ての機能を使う必要はありません。
今回ご紹介した「ドロワーメニュー」「ギャラリー」「ロード画面」の3つさえ押さえておけば、28,380円の価値を十分に引き出した、プロ級のサイトが完成します。
ぜひ、このマニュアルを片手に、あなただけの素敵なお店を作り上げてください。
「👇️ TCDの他のテーマも見比べたい方はこちら」
▼ あわせて読みたい(TENJIKU攻略ガイド)
【事例集】 「実際に、他のお店はどんな写真を使っているの?」 TENJIKUで作られた実在する飲食店の事例10選はこちら。
【機能レビュー】 「もっと詳しい集客機能や、マーケティング効果を知りたい」 なぜTENJIKUだと高級感が出るのか?その「設計図」を解説した記事はこちら。
「TENJIKU」のデモサイトは、プロが撮影したような美しい写真が印象的ですよね。
一点だけ補足として、これらのデモサイトで使用されている写真は、テーマには付属していません。著作権などの理由から、サイトを構築する際は、ご自身でオリジナルの写真をご用意いただく必要があります。
これは、自社のオフィス風景やスタッフの働く様子、製品の写真など、御社ならではの”らしさ”を表現する絶好の機会でもあります。
もし手元に写真がない場合でも、法人・店舗向け出張撮影サービスの【PIXTAオンデマンド】または、 画像素材【PIXTA】といったストックフォトサービスで、企業のイメージに合う高品質な写真を購入することも可能です。
素晴らしいオリジナル写真と「TENJIKU」の洗練されたデザインが組み合わさることで、唯一無二のコーポレートサイトが完成します。
