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【実例図解】TCD「ARTISAN」公式デモに学ぶ、クリエイターのための「Web美術館」設計図

インスタグラムに作品を投稿しても、一瞬でタイムラインに埋もれてしまう。 安売り競争に巻き込まれず、自分の作品を「適正価格」で買ってもらいたい。

そんな悩みを持つクリエイターに必要なのは、ただのホームページではなく、作品の価値を極限まで高める「美術館」です。

TCDテーマ「ARTISAN(アルチザン / TCD112)」は、あなたの作品を最高品質で展示するために設計された、Web上のギャラリー建築ツールです。

本記事では、ARTISANの公式デモサイトを「高単価クリエイターになるための展示設計図」として分解し、なぜこのテーマを使うと作品が「アート」に見えるのか、その秘密を図解します。

目次

ARTISANの黄金配置:作品を「消費」させず「鑑賞」させる2つの仕掛け

設計図01:トップページ(無限スクロール×余白)

▼ 上記画像の配置意図(答え)

SNSとの最大の違いは、「ノイズの排除」と「計算された余白」です。

ARTISANのトップページは、画像サイズがバラバラでも美しく並ぶ「メイソンリーレイアウト(組積構造)」を採用。

さらに、ページ遷移することなく作品が次々と読み込まれる「無限スクロール」を実装しています。

これにより、訪問者はストレスなく作品を見続けられますが、SNSとは違い「一枚ごとの余白」が広いため、流し見されず、美術館のように一枚一枚を「鑑賞」させることができます。

▼ 真似すべきポイント

  • ヒーローヘッダーの動画設定: ファーストビューには静止画ではなく、制作風景などの「動画(YouTube/MP4)」を設定します。作品の裏側にあるストーリーを最初に見せることで、単なる画像閲覧から「作家への興味」へと意識を変えさせます。
  • ヘッダーバーの追従設定: スクロールしても「お問い合わせ(Contact)」への導線が消えないよう、ヘッダーを追従させます。没入感を邪魔せず、しかし依頼のチャンスは逃さない設計です。

設計図02:ギャラリーページ(承認欲求と成約の動線)

▼ 上記画像の配置意図(答え)

ただ見せるだけでは、ビジネスになりません。

ARTISANには、ログイン不要で誰でも押せる「いいねボタン」を標準搭載しています。

これにより、どの作品が人気なのかを可視化し、訪問者の「みんなが良いと言っているなら価値があるはずだ」という心理(社会的証明)を刺激します。

さらに、画像のすぐ下に「制作意図」や「スペック(サイズ・画材)」を表組みで表示できるため、感動が冷めないうちに購入検討へ繋げることができます。

▼ 真似すべきポイント

  • 「いいね」数の可視化: SNSから流入してきたファンに対し、Webサイト上でも「参加」を促し、滞在時間を延ばします。
  • 詳細スペックの記載: カスタムフィールド機能を使い、作品の「制作年」「クライアント名」「使用ツール」などをカタログのように美しく表示。プロフェッショナルな信頼感を醸成します。

まとめ:ARTISANは、あなたの「アトリエ」兼「画廊」になる

ARTISANの価格は29,700円(税込)。

決して安くはありませんが、現実世界で個展を開いたり、ギャラリーを借りる費用に比べれば、そのコストパフォーマンスは圧倒的です。

「SNSのタイムライン」から脱出し、あなただけの「Web美術館」を築く。

ARTISANは、あなたのクリエイティブキャリアを次のステージへ押し上げるための投資です。

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