GENESIS導入の全手順、あなたをゴールまで案内!やさしく、かんたん解説

「専門知識ゼロで、プロ並みの企業サイトを作りたい」

「Web制作会社の見積もりは高額すぎる…もっとコストを抑えたい」

もし、あなたがTCDのWordPressテーマ「GENESIS」に、そうした可能性を感じてこの記事にたどり着いたなら「ようこそいらっしゃいませ」

GENESISは、使い方さえ分かれば、デザインの専門知識がなくても本当に「未来性を感じるサイト」が作れる、強力なツールです。

しかし同時に、導入への懸念が残っているはずです。

導入を検討される方ご自身は「本当に社員だけで運用できるのか」とご不安でしょう。

また、導入を指示された制作を担当される方は、「自分たちにできるだろうか」とプレッシャーを感じているかもしれません。

ご安心ください。

この記事は、GENESISの魅力を重ねて語るものではなく、

まさにその技術的な不安を解消するための「操作マニュアル」です。

制作を担当される方には、HTMLやCSSといった専門知識がなくても操作可能です。

「どこをクリックし、どこに文字を入力するか」だけに絞り込み、具体的な手順を用いて、サーバー契約からGENESISの導入、そしてあのデモサイトのような「未来性を感じるサイト」を立ち上げるまでの全手順を、解説していきます。

目次

【最初の準備】サイトの「土地」と「住所」を契約する

まず、サイト(ホームページ)をインターネット上に公開するために、土台となる2つの契約が必要です。これは、WordPress用テーマる運営するうえでのなくてはならないシステムです。

では、なくてはならないものとは、

  1. サーバー(=サイトの「土地」を借りる契約)
  2. ドメイン(=サイトの「住所」を決める契約)

これら2点は制作会社に依頼しても必ず発生する初期準備です。

この2点のうち、サーバー会社のサービスで必ず確認してほしい条件が一つあります。

それは、「WordPressかんたんインストール」機能が付いているサーバーを選ぶこと。

この「WordPressかんたんインストール」対応したサーバー(例えば「Xserver(エックスサーバー)」など)を選べば、本来は非常に面倒なWordPress(サイトの本体)の設置作業を、すべてサーバー会社が自動にひも付けてくれるサービスです。

▼ 作業指示

  1. 導入計画に従い、指定されたサーバー(例:Xserver)に申し込みます。
  2. 管理画面にある「WordPressかんたんインストール」といったボタンを探して押します。
  3. あとは、サイト名(例: 〇〇株式会社)、ご自身のID、パスワードなど、画面の指示に従って必要な情報を入力していくだけです。

これで、サイトの土台(土地と住所)の準備が完了し、WordPressという「まっさらな家」が建ちました。

【作業ステップ①】GENESISをWordPressに「着せ替え」する

前の章で、あなたの「住所」(ドメイン)に、まっさらなサイト(WordPress)が完成しました。

しかし、今の状態はまだ外壁、室内壁紙、カーペット、カーテンなどの色を選べる準備をします。

そこでTCDテーマ「GENESIS」をもちいて好みにの色、デザインの準備作業をおこないますが、まだ具体的な色、デザインは決定されていません。

▼ 作業指示

購入

まず、TCD公式サイトでGENESISを購入し、tcd103.zip(※ファイル名は例です)といった、zipファイルを手元のパソコンにダウンロードしておきます。

ログイン

次に、前の章で作成したWordPressの「管理画面」にログインします。

クリック

管理画面の左側にある 「外観」 メニューにカーソルを合わせ、 「テーマ」 をクリックします。

新規追加

画面の上部にある「新規追加」ボタンを押し、次に「テーマのアップロード」ボタンを押します。

インストール

「ファイルを選択」ボタンが表示されますので、それを押し、ステップ1でダウンロードしたGENESISのzipファイルを選び、「今すぐインストール」をクリックします。

完了

インストールが完了したら、最後に必ず「有効化」ボタンを押してください。

これで、サイト全体のデザインがにGENESISにより選択可能になります。

次の章から、家の外壁色、室内のカーテンや床の色、ソファや証明器具など「中身」を入れていく、最も重要な作業に入ります。

【ここが最重要】「かんたん入力」でトップページをデザインする

前の章でGENESISという「スーツ」に着替えが完了しました。

ここからが、GENESISの真骨頂です。

あなたの会社の「中身」を入れていきます。

具体的には、「会社のロゴ」を設定し、トップページに「事業内容」や「会社の強み」を表示させていく作業です。

GENESISの導入を検討されている方が一番知りたい「かんたんな入力操作」が、ここで登場します。

GENESISの「心臓部」= TCDテーマオプション

制作担当者様、もう一度WordPressの管理画面を見てください。

GENESISを有効化したことで、左側のメニューに「TCDテーマ」という専用ボタンが新しく現れているはずです。

これが、GENESISの「心臓部」である「TCDテーマオプション」です。

今後の作業(デザインや機能の変更)は、すべてこの専用画面の中だけで完結します。

WordPressの複雑な設定(「外観」や「設定」など)を触る必要は、ほとんどありません。

ここから先は、「会社の強み」や「新規事業の魅力」が書かれたWordやメモを準備してください。

それを、Wordやメモ帳の枠に書き込む感覚で入力していきます。

ステップ1:会社の「顔」(ロゴと動画)を設定する

まずは、サイトの一番上(ヘッダー)に、会社のロゴを設定します。

そして、トップページのメインビジュアル(デモサイトで一番目立っていた部分)を、「未来性」のある動画(または写真)に差し替えます。

▼ 作業指示
基本設定

「TCDテーマ」 > 「基本設定」 を開きます

ロゴ画像選択

「ロゴ画像」という欄がありますので、「アップロード」ボタンを押し、用意した会社のロゴ画像ファイルを選びます。

トップページを開く

次に 「TCDテーマ」 > 「トップページ」 を開きます。

ヘッダーコンテンツ

「ヘッダーコンテンツ」という項目で「動画」または「スライドショー」を選びます。

動画ファイル指定

「動画ファイル」という欄に、用意した動画ファイル(※)を指定します。

これだけの作業で、デモサイトのような「未来性」と「信頼感」のあるトップページの「顔」が完成します。

(※補足:トップページに使うカッコいい動画や写真素材の準備方法については、別の記事で詳しく解説します)

ステップ2:「サービス紹介」や「会社の強み」を入力する

「顔」ができたら、次はその下(ボディ)です。

「わが社のサービス内容」や「他社には負けない技術力」「会社のビジョン」といった、訪問者に最も伝えたい情報を入力していきます。

▼ 作業指示
スクロール

「TCDテーマ」 > 「トップページ」 を開いたまま、下にスクロールします。

ビルダー項目を探す

「コンテンツビルダー」という項目を探します。

入力欄表示

「コンテンツを追加」ボタンを押すと、「見出し」「キャッチコピー」「説明文」「画像」といった入力欄(枠)がセットで表示されます。

これが、「かんたん入力」の正体です。

制作担当者様の作業は、用意したWord原稿を、この決められた枠にコピー&ペーストしていくだけです。

どこにもHTMLやCSSといった難しいコードを入力する場所はありません。

会社の魅力や事業内容を、この「コンテンツビルダー」で順番に埋めていくだけ。

それだけで、GENESISが自動的に、あのデモサイトのような「動きのある洗練されたレイアウト」に組み上げてくれます。

【最後の仕上げ】「会社概要」や「採用情報」ページを作る

以上です。「お疲れ様です。」

前の章で、サイトの「顔」であるトップページが完成しました。

最後の仕上げとして、訪問者が必ず確認する「会社概要」や、会社が重視する「採用情報」といった、トップページ以外の「中身」のページを作成します。

「これもまた、デザインを一から考えるのか…」とご不安になるかもしれませんが、その必要は一切ありません。

GENESISには、こうした重要なページのために、あらかじめ美しい「テンプレート(雛形)」が用意されています。

▼ 作業指示

管理画面

WordPress管理画面の左側メニューから「固定ページ」を選び、「新規追加」をクリックします。

入力

まず、Wordで文章を書くのと同じように、タイトル(例: 会社概要)と、用意した本文(会社の沿革、所在地、資本金など)を入力します。

テンプレート

次に、画面の右側(または下側)にある「テンプレート」という設定項目を探します。

雛形選択

「デフォルトテンプレート」となっている部分をクリックし、「アバウトページ(会社概要用)」や「ランディングページ」など、目的に合った雛形を選択します。

公開

最後に「公開」ボタンを押します。

この作業も、Wordに文章を打ち込む感覚で完了します。

これだけです。

制作担当者様は、デザイン(レイアウト)について一切悩む必要はありません。

GENESISが、入力された文章と画像を、自動的にトップページと統一感のある「信頼感」あふれるデザインのページに組み上げてくれます。

これで、サイトの主要なページがすべて完成しました。

次の「まとめ」で、最後にこの記事の全体像を振り返ります。

まとめ:制作担当者様、これで「未来性」を発信する準備が整いました

制作担当者様、本当にお疲れ様でした。

これでサイト構築の主な作業は完了です。

この記事(マニュアル)でお伝えした手順を、改めて「作業手順 表」として振り返ってみましょう。

GENESIS導入 作業手順 表

ステップ担当者(目安)作業内容具体的な操作(例)
1. 基盤準備制作担当者様サーバーとドメインの契約「WordPressかんたんインストール」
機能があるサーバー(Xserverなど)を契約する。
2. サイト構築制作担当者様WordPressのインストールサーバーの管理画面から「かんたんインストール」を実行し、サイト名やIDを設定する。
3. テーマ導入制作担当者様GENESISのインストールと有効化WP管理画面 > 「外観」 > 「テーマ」 > 「新規追加」からGENESISのzipファイルをアップロードし、「有効化」する。
4. 初期設定制作担当者様会社の「顔」の設定(ロゴ・動画)「TCDテーマ」 > 「基本設定」でロゴをアップロード。「TCDテーマ」 > 「トップページ」でヘッダー動画を設定する。
5. トップページ作成制作担当者様「会社の強み」等のコンテンツ入力「TCDテーマ」 > 「トップページ」 > 「コンテンツビルダー」で、枠内にテキストや画像をコピー&ペーストする。
6. 下層ページ作成制作担当者様「会社概要」や「採用情報」の作成「固定ページ」 > 「新規追加」で本文を入力し、右側の「テンプレート」で「アバウトページ」などを選択して「公開」する。

いかがでしたでしょうか。

この表の通り、実際の作業はこれらのステップだけであり、HTMLやCSSといった専門知識はほとんど必要なかったことが、お分かりいただけたかと思います。

これなら、Web専門の担当者がいないあなたの会社でも制作担当者様の手で、導入をご担当の方が思い描く「未来性を信するサイト」が十分構築でき、そして(これが最も重要ですが)自分たちで運用していけると、確信いただけたのではないでしょうか。

サイトは完成してからがスタートです。しかし注意してほしいことは、設定にはそれなりの時間は必要です。あせらず一つづつ確実に実行してください。

この新しい「会社の顔」をGENESISで発信していきましょう。

次に読むべき関連記事(次のステップ)

サイトの土台は完成たが、まだいくつかの「次の疑問」が残っているはずです。以下の記事で、それらの疑問を解決します。

  • 「結局、総額いくらかかった?」
    テーマ代5万円以外も含めた全コストの内訳を知りたい方はこちらをどうぞ。
  • 「トップに入れるカッコいい動画は?」
    GENESISの魅力を引き出す「動画・写真素材」の集め方はこちらで解説しています。
  • 「会社のビジョンをどう発信する?」
    完成したサイトでの「お知らせ」や「新規事業」の効果的な発信方法はこちらです。
  • 「GENESISの魅力をもう一度確認したい」
    GENESISのコストパフォーマンスやデザインの全体像を総合的に解説した記事は、以下の記事をご覧ください。

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