札幌に住んでいる私にとって、冬は戦いです。
毎朝5時に起きて、重たい雪を跳ね除ける作業。
30代の頃はなんともなかったのに、50代を迎えた今、腰への負担は限界に来ています。
「もう、あの雪かきからは解放されたい……」
そう思った時、候補に上がったのが「函館」でした。 北海道にありながら雪が少なく、歴史と情緒がある街。
ここなら、穏やかな「大人の冬」が過ごせるはずです。
しかし、移住には「仕事」という大きな壁があります。
会社を辞めて引っ越してから職を探すのは、あまりにリスクが高い。 誰も知り合いがいない土地で、ゼロから生活を始めるのは心細い。
そこで私は決めました。 「移住してから探すのではなく、札幌にいる今から『自分の仕事(メディア)』を作ってしまえばいい」と。
私が目指すのは、函館の魅力を発信する「地域情報サイト」の構築です。 そして、そのための相棒として、普段愛用しているSWELLではなく、あえてTCDの最新テーマ「VOYAGE」を選びました。
なぜ、50代の私が今、4万円もの投資をしてこのテーマを選んだのか。 その「移住戦略」と「VOYAGEに惚れ込んだ理由」をお話しします。
ちょっとだけお付き合いくださ。

50代の移住、最大の敵は「孤独」と「無職」
若いうちなら勢いで移住してもなんとかなりますが、50代はそうはいきません。 準備なしで飛び込めば、社会との繋がりを失い、孤独感に苛まれるリスクがあります。
だからこそ、「現地に行く前に、自分の居場所を作っておく」ことが重要です。攻めの気持ちでいます。
もし、私が函館に移住した日に、 「月間1万人が見ている函館情報サイトの運営者です」 という名刺を持っていたらどうでしょうか?
地元のお店の人とも取材を通じて仲良くなれるでしょう。
「あなたのサイトで紹介してよ」と頼られることもあるでしょう。
何より、このメディアは将来、「Web上の不動産」として家賃収入を生んでくれる可能性があります。
例えば、アクセスが集まってきたら、地元の素敵なカフェや美容室にこう提案できます。
「このサイトの目立つ場所に、お店のバナー広告を載せませんか? 制作費込みで月額5,000円です」
もし、10店舗と契約できれば、それだけで毎月5万円の固定収入です。
Googleの広告(アドセンス)だけを頼りにするのではなく、こうした「直契約」のビジネスができるのも、地域メディアの強みです。
もちろん、そのためには「広告を載せる価値がある」と思われるような、プロっぽいデザインのサイトでなければなりません。
私がTCDのVOYAGEを選んだのは、この「将来のスポンサー獲得」を見越してのことでもあるのです。
この「最強の名刺」を作るために、私はブログを立ち上げることにしました。

なぜSWELLではなく「VOYAGE」なのか?
普段、このブログ(mu-seikatu.net)は「SWELL」というテーマで書いています。
SWELLは「書くこと」に特化した最高のテーマです。
しかし、今回作るのは「個人の日記」ではなく、「地域の魅力を伝えるメディア」です。 私は迷わず、TCDの「VOYAGE」を選びました。その理由は明確です。以下3つの点にまとめました。
1. 函館の空気感は「静」ではなく「動」でしか伝わらない
SWELLは整った美しいテーマですが、どちらかといえば「静(テキストを読む)」ためのデザインです。
対してVOYAGEは、圧倒的な「動(感じる)」のデザインです。
トップページを開いた瞬間、画面いっぱいに広がるダイナミックな動画。 函館の夜景のきらめき、市場の活気、雪が舞う静寂……。
吐く息の白さで冬の厳しさを伝えたい。
これらを「映像」として背景に流すことで、アクセスした読者を一瞬でその場に引き込みます。
2. 歴史ある街に映える「縦書き」の美学
函館のような歴史情緒ある街を紹介するのに、横書きの文字だけでは味気ない。 VOYAGEには、美しい「縦書き」のタイポグラフィが標準装備されています。
写真の上に、縦書きで「一句」添えるような表現。 これが、プロのデザイナーが計算した余白で、パチッとはまります。 「ただの情報」を「作品」に昇華させてくれるのです。
3. 外部プラグインなしで「検索機能」が完結する
地域サイトに不可欠なのが、「エリア検索」や「ジャンル絞り込み」です。 これをSWELLでやろうとすると、複雑なプラグインを入れて設定だけで何日もかかります。
VOYAGEなら、これらの機能がすべて最初から入っています。 「サイドボタンは必要最低限。画像と映像が主役」という引き算の美学も、私の好みに合致しました。
私はエンジニアではなく「編集者」になりたい。 だから、面倒な構築作業はTCDに任せて、私はコンテンツ作りに集中する道を選びました。
私がVOYAGEで描く「未来の函館生活」

まだ札幌に住んでいますが、VOYAGEを触っていると、すでに函館で取材をしているような気分になります。
- 「隠れ家カフェ特集」:エリア検索機能を使って、西部地区の古民家カフェをマッピングする。
- 「移住者インタビュー」:ダイナミックなヘッダー画像で、その人の表情を魅力的に伝える。
- 「季節の風景」:自ら撮影した動画を、気兼ねなくトップページに配置する。
VOYAGEという「器」が素晴らしいので、あとは私がそこに「素材」を入れていくだけ。
冬、札幌から函館までは、高速バスで片道約5時間弱。 決して「近い」とは言えません。
JR北海道も利用できますが、運賃が高い!JR片道運賃で高速バス往復料金です。
しかし、東京からわざわざ飛行機のチケットを取って行くことに比べれば、「思い立ったらバス一本で行ける」この距離感こそが、私の最大の武器です。
往復10時間のバス移動? それも苦にはなりません。なぜなら、その時間は「VOYAGE」に入力する記事の下書きを作る、最高の執筆タイムになるからです。
車窓からの景色を眺めながら、「次はどのお店を取材しようか」と企む時間。 この移動時間さえも、未来の移住生活への助走期間だと思えば、ワクワクしてきませんか?
週末に函館へ通って写真を撮るのが、今の私の一番の楽しみになりました。
4万円の投資は「未来への片道切符」
テーマ代「43,800円」は、決して安くはありません。 しかし、これで将来の「仕事」と「人脈」が手に入るなら、起業資金としては破格の安さです。
50代からの挑戦は、時間を無駄にできません。 プロが作った「最高のひな型(VOYAGE)」を使って、最短距離で夢の実現を目指しませんか?
もしあなたにも、いつか住みたい場所や、広めたい大好きな地域があるなら。 今日から「メディア作り」を始めましょう。
「今回は地域メディア用にVOYAGEを選びましたが、TCDには他にも素晴らしいテーマがたくさんあります。もし企業のコーポレートサイトや、美容室などの店舗サイトを作りたい場合は、こちらの記事で全テーマを比較しています。↓」
[👇️ TCD「VOYAGE」の詳細を見る]
