「もし明日、会社の名刺(看板)がなくなったら、君には何が残る?」
この問いに、即答できる40代・50代はどれくらいいるでしょうか。
かつてモノづくりが好きだった、友人の高橋くんへ。
そして、組織の中で真面目に働きながらも、心のどこかで「このままでいいのか?」とモヤモヤしている同世代のあなたへ。
今日は、会社を辞めずに「個」として生きる準備を始めるための、静かなる革命の話をします。
想像してほしい。65歳になった君を。
君は今、会社では中堅。独身で、多少の時間とお金はある。
今の生活に大きな不満はないかもしれない。「このまま定年まで逃げ切ろう」と思えば、それも可能だろう。
世の中の大多数は、定年まで勤め上げることを「安泰」と信じ、思考を停止して「畜群(ちくぐん)」として生きることを選ぶ。
でも、あえて聞きたい。
65歳になり、定年退職して「会社の看板」が外れたその日、君は何をしているだろうか?
「昔取った杵柄(きねづか)で、好きだった絵でも描こうかな」
今はそう思うかもしれない。けれど断言する。その時になっても、君は描かない。
「今さら面倒だ」「道具を揃えるのも億劫だ」と言い訳をして、結局はテレビやパソコンの前で時間を潰すだけの老人になる。
それが、君が本当に望んだ未来だろうか?
もし「違う」と思うなら、40代の今、行動を変えるしかない。
40代は「ジャンプするための準備期間」である
いきなり「会社を辞めてフリーになれ」と言っているわけではない。
40代・50代は家族もいるし、守るものがある。リスクを冒して今の安定を捨てる必要はない。
私が提案したいのは、「60代で高く飛ぶために、今は膝を曲げて力を溜める」という戦略だ。
40代とは、60代からの第二の人生をスタートさせるための「準備運動」の期間だ。
今の会社での安定した生活(給与)を維持しながら、水面下で虎視眈々と「別のスキル」を磨く。
これこそが、大人が取るべき賢い生存戦略だ。
なぜ今、あえて「Webデザイン」なのか?
君は昔、デザインやモノづくりに興味があったはずだ。
なぜ今、私がWebデザインやブログ(WordPress)を勧めるのか。
それは、「大人の趣味」に「収益」が絡むと、最高にエキサイティングな「やり甲斐」に変わるからだ。
ただの趣味は、自己満足で終わる。
しかし、自分のスキルで誰かの役に立ち、対価として報酬を得ることは、会社で言われた通りに働いて貰う給料とは次元が違う。
それは「個」として社会に認められた証であり、強烈な「生きている実感(喜び)」をもたらしてくれる。
「WebデザインなんてAIに奪われる」
「今さら勉強しても遅い」
そんな未来の不安や過去の後悔で、足を止めてはいけない。重要なのは「今」だ。
自分のイメージが画面に現れる楽しさを、まずは知ってほしい。
どんな山も「最小の一杯の砂」から始まる
「今からプロになんてなれない」と気負う必要はない。
どんなに高い山も、最初は「最小の一杯の砂」を積むことから始まる。
- Photoshopを触ってみる。
- WordPressで自分のサイトを作ってみる。
- 自分の考えを文章にしてみる。
毎日少しずつ、砂を積み上げるだけでいい。
完成しなくてもいい。学び続けるプロセスそのものが、君の血肉になる。
私は「店舗設計」から「Web空間の設計」へ、砂を積み始めた。
そして今、会社の看板がなくても、こうして君に言葉を届けることができている。
組織に依存せず、自分の足で立っている感覚。この「個」としての自由は、何物にも代えがたい幸せだ。
まとめ:さあ、最初の砂を掴め
40代はキャリアの折り返し地点。
じっくり悩んでも何も変わらないが、行動すれば景色は変わる。
欲しいものは、自ら取りに行くことでしか手に入らない。
もし君が、「65歳で笑っている自分」になりたいなら。
今日、最初の砂を積み上げてみないか?
私が使っている「砂場(自分だけの城)」の作り方は、ここに置いておく。
膝を曲げて準備を始めた人だけが、未来で高く飛べるのだ。
もし君が、自分だけの城(メディア)を持ちたいなら、まずはここから「砂」を積み上げてほしい。 👉 [【初心者向け】自分の「城」を作るためのブログの始め方]
あるいは、より専門的な「デザインスキル」を武器にして戦いたいなら、プロの技を最短で盗める場所がある👉 [【徹底比較】40代から選ぶWebデザインスクールおすすめランキング]
